2008. 3. 4 tue.

AMドライ／PMレイン　クラス2位

　今回からフルナショナルクラス仕様にされたマシンでまずはチェック走行から始まりました。しかし、システム関係のインフォメーションが無く、細かいトラブルが相次ぎ、なかなかマシンのセットアップまでいくのにとても時間がかかってしまいました。メーター関係はなかなか上手く表示されなかったり、とトラブルの中でのテストとなりました。

　ナショナルクラスはタイヤ使用制限があるためこのような初期トラブルで時間が割かれるのはチーム・ドライバーにとってとても辛いことでした。しかし、その中でもメニューを進めていき、前日の雨上がりのコンディションでしたがナショナルクラスのターゲットタイムとなるタイムを出すことが出来ました。しかし、ナショナルクラス仕様にマシンが変わったため、セッティングも若干変わってきてセッティング変更を何度も行いました。その中でも一発タイムこそ負けてしまったものの、ユーズドタイヤになってからもタイムは安定してベストタイムに近いタイムを出すことが出来ました。

　この日はリアセクションのグリップ不足がとても気になりましたが、前回のテストのデータなどがあるため、対策をすぐにすることが出来ました。

　午後からはレインコンディションとなりレインコンディションの中でのチェック走行を行いました。大きなセッティング変更を行わずに、とにかくF3のレインコンディションはどんなものか、確認を行いました。タイヤもとても古いものであったため、周りとの比較は難しいものでしたが、ほぼドライセットで走ってみて、レインコンディションになったからといってマシンのバランスが大きく変わることは無い、という確認をすることが出来ました。

　この日僅差で2位となってしまい、とても悔しい気持ちで一杯でした。しかし、トラブル続きの中でのテストだったため、まだまだタイム差を詰められるということが分かりました。

2008. 3. 5 wed.

ドライ　AM：1位／PM：2位

　この日はドライコンディションでしたが、走り始めはまだ前日のレインコンディションが残る部分もある中での走行となりました。そんな中でも午前中は、前日のタイヤで走り、前日のタイムを上回るタイムを出すことが出来ました。このタイムが結局2日間のベストタイムとなりました。

　午前中は前日のタイヤでセットアップを進めていきました。そんな中でもいつもと同じ感じでセッティングを進めていき、2日間を通して良い方向に向かってきたところで午前中を終了しました。午前中は意識的にAクラスの後ろについて、スリップストリームを使ってタイム出す練習などを行いました。

　今回のテストからずっとオーバーステアに悩まされていましたが、だいぶ落ち着いてきたところでニュータイヤでアタックを行いました。ニュータイヤにしたらリアのグリップもあがり、オーバーステアが収まるとの予想でニュータイヤを履きました。しかし、それほど大きな変化は無く、タイヤを温めながらタイムアップをしていく最中にスピンをしてしまい、エンジンがかからなく、アタックをすることが出来ませんでした。その時に記録されたタイムが、午後のベストタイムとなってしまいました。

　その後も走り出したのですが、エンジンがばらついたりとトラブルが相次ぎ、午後は全く走ることが出来ませんでした。