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2007 ESSO FORMULA TOYOTA SERIES 松下昌揮レポート

  いつもお世話になっています松下昌揮です。先日行われましたレースレポートを送らせて頂きます。今回も僕が走れたのはたくさんの方の支えがあってのものです。心より感謝の気持で一杯です。ありがとうございました。

 

2007. 6. 30 sat. Free Practice
  フリープラクティス

.  土曜日のフリープラクティスは全4セクションが行われました。

 翌日のレースに備えての最終調整を行う1日となりました。事前テストでも調子が良かったのでマシンの確認と、予選での一発タイム狙いのセッティングなどを探しながらフリープラクティスは進んでいきました。

 今までのレース傾向として、予選のポディションが2列目くらいとなってしまい1位の選手に逃げられてしまう、というパターンだったので今回は予選でのポディションにとてもこだわりました。

 第3セクションにほぼ全車がニュータイヤで予選シュミレーションを行いました。ニュータイヤでのマシンの挙動や、アタックのタイミングなどの確認を行いました。フィーリング自体は悪いものではありませんでしたが、セクターごとのタイム差で見るとコース前半が若干遅いということが判明しました。

 この日はチームの方々にコースサイドからビデオ撮影もしてもらい、自分の走りをチェックすることも出来ました。その結果、今まで自分自身の中でドライビングスタイルで気になっていたことが、ビデオ撮影により「現実」として証明されたことでこれからの課題が見つかりました。

 しかし、その気になっていた部分が自分の癖になってきてしまっているので早めに対処しないと、今後、ステップアップした際にもっと大変になってしまいそうなので、今回のフリープラクティスはとてもたくさんの情報、データ収集をすることが出来ました。練習走行のタイム的にもトップグループでの戦いが出来そうなフリープラクティスの結果となりました。

 

2007. 7. 1 sun. Qualifying Session
  予選 2位/ドライ

. 予選は20分間で行われ、予定通り5分待機してからコースインをしました。

 前日のシュミレーションよりもタイヤの温まりが遅く感じたのでタイヤを入念に温めてアタックをしました。自分的にはゆっくり温めていたと思ったのですが、ベストタイムの3秒落ちくらいから計測が始まったのでタイム的にもかなり伸びると思いアタックをしました。前日にビデオ撮影を行い、悪かった部分を気にしながら走るように心がけて走りました。

 その結果、想定していた周回数よりも1周余分にタイムが出るまで時間がかかりました。しかし、タイムが出る周は自分ではとてもタイムが出るようには思わない感じでした。しかし、今までレース活動を行ってきてほんの少し乗りにくかった車ほどタイムが出たりしていたので、この予選ではその傾向が出ていたのでマシンの調子はとても良かったです。結果、コンマ1遅れの2番手となりました。しかし前日から課題だった、コース前半がまだ若干遅いのが決勝に向けての車の課題と自分自身の課題となりました。

 

2007. 7. 1 sun. Race
  車検失格

.  決勝に向けてマシンのセッティングのアジャストを行い決勝に望みました。久々のフロントローからのスタートでしたが、とても眺めが良くて思った以上にリラックスして望みました。

 スタートして順位キープでしたが、自分のミスなどもあり徐々に順位を下げてしまうレース展開になってしまいました。序盤戦に激しいポディション争いとなりましたが、周回数を重ねるにつれてトップグループは同じような間隔で走るようになりました。だからこそ序盤戦でのポディションがとても大切だということが改めて思いました。

 しかし、自分の課題としているドライビングスタイルの改善にチャレンジしてみようとレースをしながら自分なりにチャレンジをしてみたりしました。そこでチャレンジをしなかったら、今後も同じことの繰り返しになってしまう、と思ったのであえてトライをしてみました。レース中のベストタイムはトップと変わらないのに、1番になれない自分の弱さが今回のレースでは出てしまったと自分なりに考えます。テストまで調子が良かったのに決勝の1番大切な時に出せない、この悔しさを忘れることなくこれからの課題として取り組んでいきたいと考えています。

 レース終了後、車検の際に主催者側と車検委員側とTRDさん側との行き違いからエンジンのパーツが失格、という判定になってしまい、順位を抹消されてしまいました。

 

■今後の課題

 今まで予選順位に課題を持っていたものが一つクリアすることが出来たので、次は予選用のマシンのセットアップ、決勝用と出来るようにしていきたいと考えています。しかし今は、それ以上に自分の中の根本的な「気持ちの持ち方」に重点を置いて今後のレース、トレーニング、日常生活に取り組んでいきたいと考えています。

 今回も遠方からたくさんの方に応援に来て頂きましたありがとうございました。結果はとても残念でしたが、今回のレースで自信になった部分と課題がはっきりしたので次戦までのインターバルで改善が出来るように頑張ります。絶対に改善しなくてはならないと思っています。それがきっと結果として出るように頑張りますので、今後とも応援宜しく御願い致します。

松下昌揮

■Masaki Matsushita Official WebSite
http://www.m-masaki.com/

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