2007. 4. 6 fri. Practice

プラクティス／ドライ

　この日は初FTドライ走行ということでまずはマシンに慣れる事を目標にプログラムを進めていきました。全4セクションの練習走行が行われ全セクショントップ5に入る状況の中、マシンのポテンシャルの確認やセッティングの方向性などをメカニックさんと相談しながらメニューをこなしていきました。

　自分が今まで経験した考え方とメカニックさんの経験の中での考え方など話し合っていく中で色々と学ぶことも出来ましたし、人によって考え方が色々あるということがとても勉強になりました。

　富士のコースは昨年のFCJで走っていたのでまずはその感覚で走ってみたのですがやはりマシンのポテンシャルにあった走り、ラインがとても大切だということが分かった一日となりました。

　最終セクションではFT専用タイヤの新品を装着しアタックしてみたのですが初めてということもありなかなか良いフィーリングを掴むことが出来なかったのですが、新品をはいた時のマシンの挙動などを確認することが出来たのでこの日のプログラムはまずまずという感じでした。

　セッティングに関しても色々とトライとしてみてデータをたくさん取ることが出来ました。思った以上に少しの変更でもマシンの挙動が変わることが驚きました。

2007. 4. 7 sat. Qualifying Session

予選 4位／ドライのちハーフウェット

　この日午後から行われた予選では開始直前からポツポツと雨が落ちる中での予選となりました。いつ雨が本降りになるか分からなかったのでコースオープンと同時にコースインしていきました。

　前日のニュータイヤで失敗をしたので予選は無いように慎重に熱いれをしながら前後の間隔をしっかり取りタイムアタックをしました。ベストタイムになった周ではAコーナーで詰まってしまい、最終セクションではパラパラ雨が落ちてきながらのタイムとなってしまいました。

　翌周に再度アタックをしたのですがセクター2までベストタイムで通過してきたのですが、後半セクションで雨が本降りとなってしまいアタックを諦めてピットに戻り予選終了となってしまいました。

　しかし前日のニュータイヤでは感じることの出来なかったフィーリングを感じ取ることが出来、次戦に向けて一つ前進したと思います。マシンのセッティングに関してもほんの少しの変更だけで決勝に望めそうでした。

2007. 4. 8 sun. Race

決勝 3位／ドライ

　決勝日当日は金曜日からを通して気温も路面温度も1番高く内圧の微妙な調整をして決勝レースに臨みました。急遽参戦が決定したにも関わらず遠方からもたくさんの方に応援に来ていただきました。

　ありがとうございました。

　ウォームアップでスタート練習をした時にフィーリングが良かったのでスタートを狙っていました。スタートと同時に1列目の2台の動き出しが遅かったので外側から抜きにかかり並んで1コーナーを曲がりました。しかし立ち上がりで幅寄せによりダートにはみ出してしまい、4番手でオープニングラップを終えました。
　トップの選手はハイペースで飛ばしていてついていくのがやっとでしたが、ステアリングをとてもたくさん切っているのが見えたので、後半戦にまた山が来ると思い必死にトップ3を追いかけました。

　自分自身は予選のタイムと匹敵するタイムでラップを重ねていきました。全15周にレースも後半に入ってきたくらいから徐々にトップとの差が詰まってきて残り5周あたりの1コーナーで1台をパスすることに成功しました。

　FTで15周のロングランは初めてでしたがチームが良いマシンを作ってくれたので安定したタイムで走ることが出来ました。