この日も前日同様に、晴天の中行われたF3決勝。前日のトラブル箇所は改善されて、万全の体制でスターティンググリットに着きました。
スタートの動き出しは悪くなかったのですが、前の選手権クラスのマシンがストールをして、追突寸前のところで交わしていきました。そこでタイムロスがあったため、19号車にサイドバイサイドへ持ち込まれてしまい、1コーナーをアウトから抜かれそうになりましたが、ここで粘りきることが出来て、選手権クラスのスリップストリームを使い、序盤にリードを広げることが出来ました。序盤のみ、選手権クラスについていくことが出来ましたが、やはり差をどんどん広げられてしまいました。しかし、序盤戦の混乱を上手くクリアすることに成功し、ギャップを作ることに成功をしました。
その後は徐々に差を広げていき、1分39秒台をコンスタントに刻んでラップを重ねていきました。40秒台に落ちてしまった時のみ、ギャップを縮められるということが分かった為、39秒をコンスタントに出すことに集中して走りました。細かいミスもありながらコンスタントにラップを重ねていき、ギャップを保ったままレースは進んでいきました。
21周はとても長く感じました。そして、追いかけられる立場の苦しさもとても分かり、良い経験をすることが出来ました。21周を走りきり、トップでチェッカーを受けました。 |