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チームエブロモータースポーツニュース

2007 SUPER GT レース報告書

 7月26日、27日に行われたスーパーGT第5戦レポートを送らせて頂きます。

 

2008. 7. 25 fri. Practice
  プラクティス (レインコンディション)

 前回のマレーシア大会においての成績から、今回はウエイトハンディと救済処置が無くなってしまう厳しいコンディションでのレースが予想されます。この日は一日、レインコンディションの中練習走行が行われました。

 まずはマシンのチェック走行として阪口選手が走行を行い、マシンのセットアップを行いました。その後、交代交代で走行を行いながらセットアップとタイヤチョイスを行っていきました。しかし、レインコンディションでのタイヤのマッチングがなかなかうまくいかず、順位も下位に沈んでしまう結果となってしまいました。

 週末を通じて天候はとても不安定だったため、レースに向けて課題の残る練習走行となりました。

 

 

2008. 7. 26 sat. Qualifying Session
  予選 6位

 この日も朝はウェットコンディションだったのですが、GTの予選開始前には乾き始めている状況の中、予選が始まりました。

 徐々にコンディションが良くなるという状況の中で、阪口選手がアタックを行い、12番手のタイムを出して占有走行の時間帯を終了します。しかし、混走の時間帯になり、トラックコンディションも回復をしてきてタイムが上がりそう、ということで阪口選手が再度アタックを行い、10位までポディションアップに成功をして見事4戦連続のスーパーラップ進出を決めました。混走の時間帯に自分自身も走行をして、基準タイムをすぐにクリアして阪口選手にバトンタッチを出来たことが良かったと思います。

 第二予選はスーパーラップに向けてのセットアップを行いました。タイヤをスーパーラップに向けて温存しなくてはいけないため、周回数を少なくして、セットアップの確認を行いました。

 今期、4戦連続のスーパーラップ。上位勢はニュータイヤを温存していることから厳しい戦いが予想されたのですが、思いのほか周りのチームがタイヤになかなか熱が入らなかったようで、タイムを落とす結果となりました。逆に、僕達のチームは想定タイムを出すことに成功をして、なんと、今期最上位の6位というスターティンググリットを確保することに成功しました。

 

 

2008. 7. 27 sun. Race
  決勝 8位

 決勝日当日も朝から小雨が降る中、フリー走行が行われました。

 金曜日の状況ととても似ていました。なので決勝に向けてレインタイヤのウォームアップを行ったのですが、やはり今回サーキットとマッチングがうまくいかず、下位に沈む結果となってしまいました。

 決勝が行われるころになると雨は上がり始めました。しかし、菅生サーキット特有の濃霧が発生してしまい、前座のレースなどは進行が遅れるほど濃霧でした。しかし、GTのレースが始まるころにはレースが出来るくらいに回復をして、霧の中でのレースがスタートしました。

 序盤はやはり、直線の速いマシンがとても有利のため、ストレートスピードの速いマシンにパスをされてしまったのですが、上位をキープしたまま僕にドライバー交替をしました。ピットインのタイミング、ピット作業の若干のロス、ピットアウト後の位置取りなど、たくさんの要素が良い方向に向かず、ロスをする結果となってしまい、11番で第2スティントが始まりました。

 序盤、なかなかペースを掴むことが出来なかったのですが、回りにマシンが居なくなったのを見計らい一気にペースアップをして4号車のベストタイムに近いタイムを刻むことが出来ました。菅生サーキットはとても小さいサーキットのため、500クラスと遭遇する場面がとても多く、やり取りが大変でしたがとても良い勉強をすることが出来ました。

 後半に入り、1台1台パスをしていき、結果的に9位でフィニッシュすることが出来ました。GT特有の接触が何度もあり、とても残念でした。もっともっとギリギリのバトルをしたいな、と思いました。それがきっと見ているファンの方のためにも良いレースだと思います。

 今回のレースでは新たなトライもすることが出来たし、次戦に向けての課題もしっかり見つけることが出来たので毎戦毎戦成長していることを確信しています。レース後に1台ペナルティーを受けた為、順位があがり8位となり今期3回目の8位・3ポイントを獲得することになりました。

 

 苦しい条件の中でもしっかりゴールをして、ポイントを獲得できる今年のチームをとても良いチームだと思っています。次戦の舞台は鈴鹿サーキット。距離は3倍の1,000キロとなります。

 これまで以上にハードな戦いになると思いますが、チーム一丸となって、表彰台を目指したいと思っています。今回も遠方より応援に来ていただいた方々有難うございました。今後も応援宜しくお願い致します。

 

松下昌揮

■Masaki Matsushita Official WebSite
http://www.m-masaki.com/

 

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