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チームエブロモータースポーツニュース

2007 SUPER GT レース報告書

 6月21日・22日に行われた、スーパーGT第4戦レースレポートを送らせて頂きます。スーパーGT選手権唯一の海外ラウンドであるセパンサーキット。僕自身、相方の阪口選手共に初サーキットということで、とてもチャレンジングな気持ちでレースに望みました。昨年度、我チームは2位を獲得している縁のあるサーキットです。

 

2008. 6. 20 fri. Practice
  プラクティス 1位

 この日はいつもと同じ流れでプラクティスが行われました。ドライバー二人とも初走行ということもあり、午前の走行は主にサーキット熟知とマシンの基本セッティングの確認を行いました。計測2周目にはトップグループのタイムに匹敵するタイムを出すことが出来て、自分自身、「初めてのサーキットで早いうちにタイムを出す」という目標をここでクリア出来たことをとても嬉しく思いました。その中で、今シーズン初めて練習走行にてニュータイヤでのアタックが出来ることになり、午前2番手タイムを出すことに成功しました。しかし、アタックラップに前方でスピンをされてしまいました。

 午後は、主にロングランでのマシンのセッティング確認とタイヤの磨耗チェックを行いました。その中で阪口選手が最終アタックで1番手を記録しました。

 翌日の予選に向けて良い流れでスタートが切れました。

 

 

2008. 6. 21 sat. Qualifying Session
  予選 7位

 予選の1回目、阪口選手がアタックドライバーを務め、僅差の中7番手を確保。これで3戦連続のスーパーラップ進出を決めました。

 混走の時間帯に自分が乗り、アタック1周目で阪口選手に近いタイムを出すことが出来、自分自身のパフォーマンスアピールをすることが出来ました。そして、予選2回目は阪口選手がスーパーラップに向けたセッティングを行いました。セッティング確認でしたが、クラス2番手のタイムを記録することが出来ました。

スーパーラップ

 スーパーラップでは阪口選手がアタックを行いました。セクター1では、それまでの最速を記録していました。しかし、攻めた結果、若干S字でミスをしてしまい、7番手となりました。ここまで3戦連続してスーパーラップに進出出来ていることは、とても素晴らしいことと思います。また、ドライバーとして攻めた結果なのでとても良いことだと思いました。

 

 

2008. 6. 22 sun. Race
  決勝 4位

 この日、天候が不安定の中で決勝日を迎えました。レース前のサポートレースでは雨が降ったり止んだりの状態で、とても悩まされる時間帯がありました。しかし、スターティンググリットに着くころには、強い日差しがマシン・ドライバーを照りつけるようになります。

 スタート直後の1コーナーで3台が絡むアクシデントがあり、これによりポディションをアップ。3番手となり前の#2号車を追う展開となります。しかし、#2号車も良いペースで走っていた為、抜ききるまでは至らず、後方から追い上げてきた#7号車に先行を許す結果となってしまいます。しかし、レースはまだ半分、諦めることなくプッシュを続け、レースディスタンス半分よりも前にピットインをする作戦にでます。

 ここで阪口選手からバトンタッチをして、コースインをします。前戦、ピットワークに失敗したことで、今回は入念にピットワークの練習を行いました。その結果、今期1番のピットワークでコースインをさせてもらえることになります。

 1周目から良いペースで走ることが出来、アウトラップの#7号車、#2号車をパスをして、3番手で周回を重ねていきます。しかし、阪口選手の走行からエンジントラブルを抱えていたため、ポイントポイントでエンジンがふけなくなるというトラブルに見舞われながらのレースとなりました。ここで500クラスとのやり取りの間に#7号車に差を詰められてしまい、ぶつけられながら抜かれてしまいます。#7号車も苦しそうだったので、その後も諦めることなくプッシュし続けました。その後、ターン3でインに飛び込むもののブロッキングにあい、先行は許されません。しかし、ラスト2周というところで、最終コーナーの競り合いの中からクロスライトを取り、3番手の座を取り返すことが出来ました。

 これで3番手でゴールが出来ると思った最終ラップ。またしてもエンジントラブルにより、大きく失速をしてしまいます。これで#7号車に先行されてしまい、まさかの4位でゴールとなりました。

 

 今期最高位となりましたが、目の前に迫った表彰台を取り逃がす結果となってしまいました。しかし、今回のレースに向けてスタッフ達が良い車を用意してくれたお陰で、トラブルがあったものの4位でゴールできたことは嬉しく思います。僕自身、とても悔しかったのですが、応援に来てくれたスポンサーの方たちやスタッフも悔しかったに違いありません。この悔しさを忘れることなく、そして、今回のレースのようなアグレッシブなレースをこれからもしていきたいと思っています。

 今回良い走りを出来たのも、支えてくださるたくさんの方々のお陰です。本当にありがとうございました。今後とも応援宜しくお願い致します。

 

松下昌揮

■Masaki Matsushita Official WebSite
http://www.m-masaki.com/

 

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