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チームエブロモータースポーツニュース

2007 SUPER GT レース報告書

 5月3日、4日に行われましたGTラウンド3のレースレポートを送らせて頂きます。
 毎年恒例となったゴールデンウィークのGT富士ラウンド。今回もたくさんの観客の方がサーキットに足を運んでくれてとても嬉しく思います。

 

2008. 5. 2 fri. Practice
  ドライのちレイン  プラクティス 1位

 この日は午前中がドライで、午後はレインコンディションでプラクティスが行われました。この日は走り出しからマシンの調子も良くて、阪口選手がトップタイムを記録しました。僕自身も、周りにひっかかりながらもタイムを出すことが出来て、良いフィーリングを掴むことが出来ました。

 午後からはレインコンディションとなり、翌日の予選もレインコンディションになりそうだったため、精力的に走りこみを行いました。その中でも僕のドライブが、アドバンタイヤ勢の中でトップタイムを記録することに成功し、総合で8位という結果になりました。ここではドライセットのままで走りこんだ為、若干マシンのバランスは悪かったものの、それでも上位に食い込むことが出来ました。翌日の予選が楽しみな結果となりました。

 

 

2008. 5. 3 sat. Qualifying Session
  レインのちドライ 予選 8位

 この日は走行直前に雨が降り出し、レインコンディションでの予選となりました。

 予選の1回目は20分間という短い時間の中で2人が乗りました。セッション中盤にドライバー交替を行いコースイン、短い時間の中でもタイムを出すように走りこみました。フィーリングは悪くなかったのですが、順位は13位と落ち込んでしまい、20分後の混走の時間帯にすべてをかけることになりました。

 このとき、自分のドライブ中にライン上が乾き始めてきた為、インターミディアムタイヤのニューを選択をし、混走の時間帯を待つことにしました。コンディションを把握している僕がアタックをすることになり、コースオープンと同時にコースインしていきました。運良く、レインコンディションで抜群の速さを見せるインプレッサの後ろに付くことが出来、アタックを行いました。その結果、計測1周目に4番手タイムを出すことが出来ました。

 その後、他のアタックもあったため、7位で見事スーパーラップ進出を決めました。本当にこの1周を逃したら、その後は雨が降り出してしまっていたので、タイミングにとても恵まれる結果となりました。そのタイミングでコースインさせてくれたチームと、タイヤチョイスをしてくれた監督、スタッフのお陰です。

 2戦連続となるスーパーラップ進出を決めましたが、今回は、僕がスーパーラップをやらせてもらえることになりました。初めてのニュータイヤということもあり、色々な部分で探り探り、という部分がありました。また、少しでもタイムを削ろうとした結果、シフトミスもしてしまいました。

 結果は8位に終わってしまいましたが、スーパーラップという大舞台を経験させてもらえたことは、今後レース活動をしていく上でとても大きな「経験」という武器を手に入れることが出来ました。ここで、阪口選手がアタックをしていればもっと上の順位だったかもしれないところを、今回、僕を起用してくれたチームと監督にとても感謝の気持ちで一杯でした。Bドライバーで、ここまでの経験をシーズン前半で出来たことはチームにとっても、自分自身にとっても良いことだったと思います。

 

 

2008. 5. 4 sun. Race
  ドライ 決勝 8位

 この日は朝から晴れ、暖かい中で決勝レースが行われました。スタートドライバーは阪口選手が担当し、レースはスタートしていきました。

 序盤戦はマシンのバランスも良く、順位を上げてトップグループを追う展開になりました。しかし、マシンのバランスが徐々に崩れ始めるのと同時に、タイヤかすがフェンダーに巻き込み、フェンダーの破損が激しくなっていく状態でした。その中でも阪口選手がレースの半分を走りきり、バトンタッチをしました。

 ここでピット作業によって若干ロスしてしまったことと、自分自身がアウトラップで攻め切れなかったこともあり、タイムロスをしてしまいました。ドライバー交替後は110号車・19号車・43号車とのバトルとなりました。その中でも、110号車をダンロップコーナーでアウトから抜き去ることに成功、43号車とのバトルとなりました。大ベテランが乗る43号車とのバトルの中で、色々なことを学ぶことが出来ました。バトルの駆け引きをまじかで経験する事が出来たのがとても良い経験になりました。

 その後は19号車とのバトルとなり、オーバーテイクに成功しました。しかし、今回はタイヤかすを拾うことが多く、またそれが原因でフェンダーを大きく破損してしまう結果となり、そのためラップタイムもばらついてしまいました。今回のレースは思った以上に苦しい展開となってしまいました。

 結果的には開幕戦と同じ8位でしたが、今回は悔しい8位となりました。しかし、今回のレースはこれまでの2レースと違い、自分自身のパフォーマンスのアピールも出来たし、練習走行でしたがトップタイムもとる事が出来たので、今後のレースに向けてたくさんの経験と収穫があるレースとなりました。

 次戦は走行したことのないセパンサーキットになります。しかし、チーム自身は昨シーズン2位になっているので良いデータを元に上位を目指して頑張りたいと思います。

 

 今回もたくさんの方に応援に来てもらえてとても幸せに思います。応援してくれる方に早く良い結果をプレゼント出来るよう、チーム、スタッフ、ドライバー含めて頑張りたいと思います。今回も応援ありがとうございました。今後も応援宜しくお願い致します。

 

松下昌揮

■Masaki Matsushita Official WebSite
http://www.m-masaki.com/

 

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