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チームエブロモータースポーツニュース

2007 SUPER GT レース報告書
2007. 10. 13 sat. Qualifying Session
  予選 8位

. 金曜日の公式練習は、主に予選セッティングの確認と、オートポリス初走行となる山崎信介のロングランを中心に進められた。スケジュールは順調に消化され、総合順位でも3番手と、EBBRO 350Rは好調なスタートを切った。

 そして、チーム全員が期待するなか迎えた予選ではあったが、前日から変化したコンディションに車が対応しきれておらず、アタックを担当した田中哲也はグリップ不足に悩まされながらの走行となった。

 まず、300クラス専有走行で、何とかスーパーラップ進出圏内の10番手につける。その後の500クラスとの混走では、まず山崎信介が予選通過タイムをクリアするためコースイン。セッティングの変更を行った後、ドライバーは田中に交代。残り7分、田中はなんとか10番手を死守し、スーパーラップ進出圏内に留まった。

. しかし、1回目の予選でニュータイヤを使い切ったため、スーパーラップには中古タイヤで出走しなくてはならない。アタックドライバーの田中は中古タイヤで苦戦を強いられながらも、ポジションを1つ上げ、8番手で予選を終えた。

(入場者数:12,100人)

 

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2007. 10. 14 sun. Race
  決勝 リタイヤ

. 曇り空の下迎えた決勝日。午前中に行われたフリー走行では、予選での不振を取り返すべくレースセッティングの確認が進められた。車のバランスも改善され、順位は3番手と、レースを前に流れはいい方向へと向かっていた。

 そしてレーススタート。スタートドライバーは田中哲也。スタート直後の混乱はなく、田中はポジションをキープしたまま、トップグループと同じペースで周回を重ねて行く。

 田中はタイヤの温存を図りながら走行を続けていたが、14周目、前で激しい5番手争いを繰り広げていた19号車・7号車に追いついた。そして、バトルを続ける前方2台の隙をつき、一気に前に出ようと虎視眈々と周回を重ねる。

. ところが19周目、19号車と7号車は軽い接触から2台揃ってスピン。直後につけていた田中がその2台を避けることは不可能だった。EBBRO 350Rはクラッシュにより左リヤを大破。それでも田中は走行を続け、そしてピットイン。ピットでは通常の作業と破損箇所の応急修理を施し、ドライバーを山崎信介に換えマシンを再びコースへ送り出す。

 しかし、マシンの負ったダメージは走行に耐えられる程度のものではなく、山崎は2周で再びピットイン。そこでリタイヤとなってしまった。

(入場者数:24,600人)

 

コメント Comments

監督・エンジニア:鬼木 秀和

「レースセッティングでは車のバランスがいい状態が続いていて、タイム的にもトップとの差がなかっただけに、アクシデントに巻き込まれてしまったのは残念。予選で車のパフォーマンスを発揮できていれば、レースでも今回の位置にはいなかった。予選での失敗を教訓に、最終戦はがんばります。」

 

ドライバー:田中 哲也

「今回のレースに関しては、レース中のアクシデントに対して、正直『ああすれば良かった』というのはあるんですけど、結果的には、巻き込まれちゃったな、と。車は表彰台に行けそうな仕上がりだっただけに、やはりあのアクシデントは残念。リタイヤになってしまったが、レースウイークの流れとしては、今回は信介の乗る時間もたくさん取れたし、全体的に上手く行っていた。あとは富士の一戦を残すのみですが、しっかり頑張ります。」

 

ドライバー:山崎 信介

「オートポリスは唯一走行経験のないサーキットでしたが、金曜日に完熟走行を重ねられたし、レース用のセットアップもいい方向に向かっていました。車は期待できる仕上がりだったし、実際、レーススタート後は上位を狙える展開で進んでいたのですが、前方のアクシデントに巻き込まれてリタイヤとなってしまいました。残り一戦ですが、初優勝目指して頑張ります。」

 

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