2006. 3. 18 sat. |
Qualifying
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3月18日、鈴鹿サーキットにてSUPER
GT第1戦「SUZUKA GT 300km」の公式予選が行われた。公式予選は2回行われるが、1回目の公式予選上位10台のみが出走するスーパーラップで、10位までのグリッドは決定される。我々もスーパーラップ進出を目指し、1回目の公式予選に臨んだ。
天候は曇り。しかし午後には雨が見込まれるため、タイヤ 2setを投入しタイムアタックに出る。公式予選1回目は最初の20分間がGT300クラスの専有となり、その後20分間がGT500クラスの専有、そして最後に混走と区分けされている。
最初にステアリングを握ったのは黒澤琢弥。GT300クラス専有の終盤、黒澤琢弥はタイムアタックに出る。セッション最後のラップで、ベストタイムとなる2'06.490をマーク。この時点で15番手につけた。最後の混走となるセッションでは、黒澤翼がドライブ。今回が実質的にGTデビュー戦となる黒澤翼。まずは、予選通過基準タイムのクリアを目標にコースイン。しかし、なんなく基準タイムをクリアし、残りの時間はレースセットでのロングランに費やした。
予選2回目の直前、マシントラブルため2回目出走は断念。直ちにマシンの修復作業に入った。作業は夜まで続いたが、無事修復され、翌日の決勝には影響なく出走できることとなった。
決勝は15番手からのスタートとなる。
(入場者数:14,000人)
決勝は14時30分スタート。空は晴れているが、強風に乗って時おり雪が舞ってくるという荒れた天候の下、スタートは切られた。
スタートドライバーは黒澤琢弥。見事なスタートで順位を12番手まで上げる。そしてさらに、前を走るNo.101 MR-Sとの差を1周ごとに確実に詰めて行く。MR-Sのピットインでコース上での追い抜きは出来なかったが、最初4秒以上あったその差は1秒以下まで縮まっていた。
そして26周目、タイヤ交換・給油・ドライバーチェンジのためピットイン。ピット作業は大きな失敗もなく行われ、ドライバーは黒澤翼にバトンタッチ。レース復帰時点で順位は9位。その後、7位までポジションは上がるが、後方から近づいてきたNo.2
紫電のペースが我々のVemacよりコンスタントに上回っていたため、紫電を先に行かせる。この時点でのポジションは8位。後を走るNo.14のポルシェとの差はまだかなりあるが、少しずつ近づいてきている。
しかし黒澤翼は安定したレース運びで、ラップタイムを2分10秒台でキープ。最終ラップまでペースを落とすことなく走りぬき、ポルシェとの差を大きく保ったまま、8位で無事チェッカーを受けた。
(入場者数:30,500人)
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